
明治時代から連綿と続くちりめんの里、
春江町の「春江ちりめん」

「ちりめん」とは主に和服に使用される、絹を平織りにして作られた織物のことなのです。横糸に強くよった糸を使い、縦糸に21デニール〜31デニールの太さの無撚(むねん)の生糸を使用し、縦糸と横糸を交互に織ります。
織り上がった未精錬の織物を「生機(きばた)」といいます。この生機を精錬加工所で練ったものを「白生地」と呼びます。精錬加工時に織物のセリシンを落とすのですが、そのため布の表面に小さいちぢみが現れます。これを「しぼ」といい、しぼの大小で織物の風合いが変わります。
寺岸絹織株式会社の地元、福井県坂井市春江町では明治時代からこの製法が受け継がれてきました。当店では先人たちの確かな技術を継承しつつ、新しい製品を生み出しています。
春江ちりめんの歴史

昔より古老の言い伝えでは、毎年川の水が溢れ、米作不毛の年があり、冬は深雪で仕事がなく困っていました。天文、永禄の昔(450年前)越前足羽郡郷に小京都を築いた朝倉家の遺臣が春江に落ち延び茲に織物技術を伝えたということです。水害、雪害に悩んだ農民が農業の副業として織りはじめたのが始まりと云われます。
明治以降は海外の新しい知識を取り入れ、工夫研究を重ね精巧な機械を設備して品質の向上に努めた結果、春江ちりめんはシルクの持ち味を充分活かし、その名が全国に知れわたりました。
当店の製品について

*一本一本に心を込めて。
当店の絹織物・シルク製品は、自社工場にて厳しい生産管理のもと、一本一本、心を込めて織られています。また、当店の絹織物・シルク製品には日本で織られたことを証明する「日本の絹」シールが貼られています。
*日本の絹マークの表示の対象
- 日本で製織された白生地及び日本で染織された和装品(きもの(反物及び仮絵羽)及び帯のほか、絹業協会が認めた裏地及び和装小物)とします。
- 日本で製織(製編)、染色、加工及び縫製された洋装品(アパレル製品及び服飾品)で、絹業協会が認めた種類とします。
■LINK:日本の絹マークに関するサイト
自由な発想で和のこころをお手元に

絹織物・シルク製品というと着物を想像しがちですが、自由な発想で使い方は人それぞれで良いと思います。以下、紹介するものは、弊社の絹織物・シルク製品を使用してデザインしたものです。
*麿留古紬の生地で織られた着物
右写真は当店の絹織物、「麿留古紬」の生地で織られた着物の写真です。麿留古紬の生地で織られた着物はやわらかく、身体のラインによくなじみ、包み込むようなやさしさを持っています。
*春江ちりめんを使用してデザインされたシャツ・ドレス
ハートピア春江で開催された
ファッションショー
開催日:2007年5月19日(土)
会 場:ハートピア春江小ホール前
春江ちりめん生地を素材にデザインされたアロハシャツ、ドレス、ウェディングドレス(共同出展:藤田織物株式会社)
●画像クリックで拡大表示で見れます
*春江ちりめんで作られた草履

*手作り小物入れ(左から巾着・財布・眼鏡ケース)

*あかり












